令和2年度事業報告

令和2年度事業報告(令和2年4月1日~令和3年3月31日)

1 電話相談・面接相談事業
相談総件数 147件
(1)電話相談
年間で248日の電話相談対応を行い、計97件の相談を受理
(2)面接相談
面接相談は43件
(3)弁護士との合同相談
面接相談のうち、17件は弁護士との合同相談
(4)臨床心理士によるカウンセリング
面接相談のうち、9件は臨床心理士によるカウンセリング
(5)その他(メール・FAX)
相談総件数のうち7件はメール等での相談受理
(6)関係機関への引き継ぎ・紹介
警察関係、行政機関等 11件
(7)早期援助団体としての警察提供情報
・犯給法第23 条に基づく警察提供情報  14件
(8)被害者緊急支援金の支給申請
・全国被害者ネットワークに1件申請し、支給決定

2 直接支援活動
・病院、裁判所、行政機関等67 件
・自助グループ(萌の会)の活動状況   計7回 参加者延べ21名

3 犯罪給付金申請補助事業
・犯罪被害給付金制度の申請補助業務    0件

4 関係機関・団体との連携強化
(1) 各種会議、部外研修に積極的に参加(詳細は「5人材育成・研修事業」に掲載)
(2) 早期援助団体として警察との情報交換や支援活動の連携
(3) 愛媛県被害者支援連絡協議会を通じて、関係機関との情報共有
ア 令和2年度犯罪被害者支援連絡協議会臨時会(6.26書面決議)
イ 同 定例会 10月1日
(4)宇和島地区犯罪被害者支援連絡協議会との連携(12.23書面決議)
会員に対する事例検討に伴うセンター支援内容の教示

5 人材育成・研修事業
(1)センター及び全国ネットワーク主催の研修・会議等
ア センターにおける研修等
・継続研修 計11回  参加者 延べ140名
・直接支援員研修(実践コース)計6回 参加者延べ83名
・個別支援検討会 4名
・犯罪被害者支援ボランティア養成講座
・被害者支援のための公開講座
新型コロナウイルスの感染拡大のため中止
イ 全国研修・中四国ブロックでの研修・会議等
計 2回(4日間)  参加者 延べ2名
※ コロナ感染拡大により全国ネット主催の下記の定例研修については中止
① 全国事務局長会議(東京)
② 支援活動責任者会議(東京)
③ 中四国ブロック事務局長等会議(高知)
④ 中四国ブロックの質の向上研修・上半期研修(高知)
⑤ 秋期全国研修会(東京・不参加
⑥ 中四国ブロック事務局長等会議(愛媛)
⑦ 中四国ブロック質の向上研修・下半期研修(愛媛)
⑧ 直接支援実地研修(東京・不参加

【参考】中四国ブロック事務局長等会議及び質の向上研修は、令和3年度同一県で開催
    予定

6 広報・啓発事業
(1) 広報資料の配布等広報・募金活動
ア 警察音楽隊のプロムナードコンサート会場において、広報・募金活動(年8回)を実施していたが、
新型コロナウイルスの感染拡大のため中止した
(2)その他の広報活動
ア パネル展 犯罪被害者週間 合計 6回 参加者延べ6名
イ  広報用チラシ、ティッシュの配布
(ア)県内16警察署へのティッシュボックスの設置とティッシュの配布
(イ)募金箱設置個所に対するティッシュボックスの設置とティッシュの配布
(ウ)16警察署長を訪問してのセンターの広報と支援要請
ウ 広報用クリアファイルの製作と広報
令和2年度全国犯罪被害者週間に関連した標語募集で「最優秀作品」の
「小さな勇気 きっとだれかの 大きな支え」(県内中学生)を採用したクリアファイル2,000枚を製作、
賛助会員等に配布広報した。
エ サポートニュース特集号の発行
コロナ禍により、通例の記念講演会の開催中止を余儀なくされたことから、
講演会の代替として犯罪被害者遺族である「入江 杏さん」に特別寄稿を頂き特集号して3,500部を発行し、
警察職員、賛助会員、関係機関団体等に配布し広報活動に努めた
(3) 機関紙の発行
・7月  サポートニュース(33号)の発行(3,000部)
・2月  サポートニュース(34号)の発行(2,000部)
34号においても全国表彰の標語及び県内高校生の作品をコラボさせた表紙を採用した
(4) メディア活用
ア 被害者支援に特化した条例制定機運を高めるための取材記事に、センター支援員の記事を提供した
イ 愛媛新聞公共広告掲載
掲載期間・回数 10月~3月末まで、9回掲載
(5) 命の授業
・講師 西川和子氏 (交通事故・殺人事件被害者遺族)
新居浜西高等学校外 計 6校 参加生徒数1053名  参加者延べ12名
・講師 渡邉明弘氏 (交通事故被害者遺族)
北条高等学校外 計 2校 参加生徒数1173名  参加者延べ4名
(6) 被害者遺族の講演活動
・ 講師 西川和子氏 (交通事故・殺人事件被害者遺族)
松山刑務所、松山学園  計6回 参加者延べ6名
・ 講師 渡邉明弘氏 (交通事故被害者遺族)
保護観察所   計 1回 参加者1名
(7)センターの講演活動(出前講座)
松山刑務所、松山学園外 計5回  参加者延べ5名

7 会議
企画運営委員会、理事会、定期総会等  計6回

8 その他
寄付採納
・6月5日  JCB、愛媛銀行

表彰
・9月21日 松山市社会福祉協議会より「ボランティア活動功労団体」

令和2年度事業計画

令和2年度事業計画(令和2年4月1日~令和3年3月31日)

1 電話相談・面接相談事業
(1)電話相談
・「傾聴」から次の一歩につなげる電話対応力の向上
・ 相談案件に対する情報の共有と組織的な検討
(2) 面接相談
・ 面接相談の重要性の認識と信頼関係の確保
・ 弁護士との合同面接相談の実施
・ 相談者の置かれた環境に配慮した面接相談の実施

2 直接的支援事業
(1) 直接的支援活動
・ 被害者等を支える支援体制の確立
・ 個別具体的なニーズに応える支援内容の充実
(2) 物品供与、役務の提供等による支援活動
・ 裁判等への付添い支援要領の習熟
・ 自助グループへの援助

3 犯罪被害者等給付金申請補助事業
(1) 犯罪被害者等給付金制度の理解と適正な業務遂行
(2) 警察との連携による被害者支援の推進

4 関係機関・団体との連携の強化
(1) 早期援助団体としての適正な活動
・ 警察提供情報への早期対応と確実な支援活動の実施
・ 警察との緊密な情報交換と情報管理の徹底
(2) 行政及び関係機関・団体との顔の見える関係づくり
・ 県・市町被害者支援担当者研修会の開催
・ 犯罪被害者支援連絡協議会、法テラス等関係機関との連携強化
・ 弁護士会犯罪被害者支援委員会との体験事例による研修会の開催
・ センター主導によるケース会議の活用
(3) 被害者支援に特化した条例制定のための関係機関等との連携

5 養成及び研修事業
(1) 長期展望に立った支援員の養成
・ 犯罪被害相談員のリーダー役としての育成
・ 現役世代の有効的な活用
(2) 支援活動員の資質の向上
・ 実戦に即した継続研修の履修と支援員間の交流
・ 全国・中四国ブロック研修、フォーラム等への積極的参加
・ 他機関・団体による研修等の受講と自己啓発
・ 相談対応・直接支援等の事例検討会による能力アップ
(3) 全国ネット(中四国ブロック)質の向上研修下半期研修会の開催
・ 全国ネットと連携した研修会の計画立案(令和3年1月下旬予定)

広報・啓発事業
(1) センター及び事業内容の積極的広報
・ 会議、研修会等を積極的にマスメディアへ情報提供
・ ホームページを活用した施策・制度の広報
・ 機関紙「サポートニュースえひめ」の掲載内容の充実
・ 被害者支援を考える公開講座
(2) イベント会場などでの動的な広報活動
・ 被害者支援関連行事への積極的参加
・ 県警音楽隊の定期演奏会等での広報活動
・ 犯罪被害者週間の講演会・パネル展等の実施
・ 街頭キャンペーンの実施
(3) 講演・出前講座等での言葉で伝える広報啓発
・ 「命の授業」を通じて中高校生への啓発
・ 矯正施設、地域コミュニティー等での講演活動
・ 話せる「支援員」の養成

財政基盤の強化と処遇改善
(1) 自主財源の確保
・ 目標設定によるファンドレイズ活動
・ 自販機の設置、asitaカードへの加入・利用促進
・ 商業施設等への募金箱の設置とイベント会場での募金活動
・ ホンデリングプロジェクトの一般広報と支援の呼びかけ
(2) 事務局職員等の処遇改善
・ 事業活動に間隙を生じさせない勤務体制の検討
・ 職員の福祉向上のための補助金制度の導入
・ 勤務、支援活動の功労に対する表彰制度の運用

令和元年度事業報告

令和元年度事業報告(平成31年4月1日~令和2年3月31日)

1 電話相談・面接相談事業
相談総件数 157件
(1)電話相談
年間で250日の電話相談対応を行い、計110件の相談を受理
(2)面接相談
面接相談は42件
(3)弁護士との合同相談
面接相談のうち、12件は弁護士との合同相談
(4)臨床心理士によるカウンセリング
面接相談のうち、4件は臨床心理士によるカウンセリング
(5)その他(メール・FAX)
相談総件数のうち、5件はメール等での相談受理
(6)関係機関への引き継ぎ・紹介
警察関係、行政機関等 17件
(7)早期援助団体としての警察提供情報
・犯給法第23 条に基づく警察提供情報  6件
(8)被害者緊急支援金の支給申請
・全国被害者ネットワークに2件申請し、全件支給決定

2 直接支援活動
・病院、裁判所、行政機関等  68 件
・自助グループ(萌の会)の活動状況   計12回 参加者延べ58名

3 犯罪給付金申請補助事業
・犯罪被害給付金制度の申請補助業務    0件

4 関係機関・団体との連携強化
(1) 各種会議、部外研修に積極的に参加(詳細は「5人材育成・研修事業」に掲載)
(2) 早期援助団体として警察との情報交換や支援活動の連携
(3) 愛媛県被害者支援連絡協議会を通じて、関係機関との情報共有
(4) 弁護士との合同研修会の開催(詳細は「5人材育成・研修事業」に掲載)

5 人材育成・研修事業
(1)センター及び全国ネットワーク主催の研修・会議等
ア センターにおける研修等
・継続研修  参加者 延べ147 人
・犯罪被害者支援ボランティア養成講座参加者  参加者延べ65 名(うち新規受講者14名)
・直接支援員養成研修(後期) 参加者延べ79名
・弁護士との合同研修会  参加者 延べ18名
イ 全国研修・中四国ブロックでの研修・会議等
合計 12回(24日間)  参加者 延べ24名
(2)他機関主催の研修・会議等  合 計 18回  参加者延べ37名
(3)関係機関対象の研修等  合計 2回  参加者延べ7名

6 広報・啓発事業
(1) 広報資料の配布等広報・募金活動
ア.警察音楽隊のプロムナードコンサート会場において、
リーフレット、チラシ、ポケットティッシュなどを配布して広報・募金活動を実施
合計8回  参加者延べ56名
イ.各イベント等による広報  合計 15回 参加者延べ99名
(2) 機関紙の発行
・7月  サポートニュース(31号)の発行(3,000部)
・2月  サポートニュース(32号)の発行(3,000部)
(3) 命の授業
・講師 西川和子氏 (交通事故・殺人事件被害者遺族)
東予高等学校外 計 8校 参加者延べ17名
・講師 渡邉明弘氏 (交通事故被害者遺族)
北条高等學校外 計 3校 参加者延べ6名
(4) 被害者遺族の講演活動
・ 講師 西川和子氏 (交通事故・殺人事件被害者遺族)
松山刑務所外  計10回 参加者延べ19名
・ 講師 渡邉明弘氏 (交通事故被害者遺族)
市町犯罪被害者支援担当者研修会   計 1回 参加者1名
(5)センターの講演活動(出前講座)
警察署、松山学園外 計14回  参加者延べ21名

7 会議
企画運営委員会、理事会、定期総会等  計5回

8 その他
寄付採納
・6月7日 JCB、愛媛銀行及び愛媛県遊技業協同組合

犯罪被害者週間記念講演会in2019

「犯罪被害者週間」行事として、記念講演会を次のとおり開催いたします。
講師は、平成13年に大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件で、当時小学校2年生
の愛娘を亡くされた遺族の本郷由美子さんです。
入場は無料です。皆様のご来場をお待ちしております。
詳細はこちらをご覧下さい。⇒ 記念講演会ポスター

日 時 令和元年11月24日(日) 13:30~16:00
会 場 松山市総合福祉センター(松山市若草町8-2)
【プログラム】
◇第一部 講演会
演題 いのちの重さを見つめ続けた18年
.   ~愛(かな)しみとともに生きる~
講師 本郷 由美子 氏

◇第二部 ミニコンサート
出演 愛媛県警察音楽隊

「犯罪被害者支援バザー2019」の開催

~あなたの思いやりで犯罪被害者を支えよう~
「犯罪被害者支援バザー2019
10月26日(土)、松山南地区犯罪被害者支援連絡協議会主催上記バザーが開催されます。内容は下記のチラシのとおりとなっております。皆様の参加をお待ちしております。

◆日時 令和元年10月26日(土) 10:00~15:00(※雨天決行)

◆場所 東温市中央公民館(東温市田窪2370番)